イタリア学会奨励賞 概要
『イタリア学会誌』に掲載された論文について、顕著な成果を収め、斯学の発展に寄与した論文と認められるものを顕彰するため、イタリア学会奨励賞を設ける。この賞は、若手の研究を奨励することを目的とするものである。
1)名称 イタリア学会奨励賞(以下、奨励賞と表記する)
2)対象 該当年度および前年度の学会誌『イタリア学会誌』掲載論文。ただし、論文投稿締切時点で40歳未満の著者の論文に限る。
3)授賞 2年に1回 2編以内(授賞該当論文なしの場合も含む)
4)選考方法
1. 奨励賞選考委員は、編集委員が兼務することとする。
2. 奨励賞の選考は、奨励賞選考委員会(=編集委員会)がその任にあたり、幹事会が承認し、その責任は幹事会が持つ。
3. その他、重要事項は奨励賞選考委員会において審議し、幹事会に報告するものとする。
5)賞 5万円の賞金および賞状を与えるものとする。
第1回学会奨励賞
松井健太「戦後イタリアにおける建築と共産党 : 1950年代のアルド・ロッシの伝統・リアリズム論の展開」(第71号掲載)第2回学会奨励賞
土肥篤「«mica» 再考:心態詞と談話について」(第72号掲載)林花菜子「ロレンツォ・デ・メディチにおける「観想的生」と「活動的生」─『至高善について』の解釈をめぐって」(第73号掲載)